2010年、同時期に2つのパンクバンドが解散。兼ねてより交流の深かった両バンドのメンバーが「ルーツ回帰」「踊れるパンクロック」をテーマに合流。グループ名をボブ・ディランの「やせっぽっちのバラード/a Ballad of Thin Man」から拝借しBALLADMENとした。
当時、メンバーそれぞれが居住した京都、三重、横浜、東京を中心にライヴ活動をスタート。2013年までの間は順調にリリース(ディスコグラフィー参照)、国内ツアーを行うが、その後メンバーの離散、加入を繰り返し、バンドは一時壊滅的な状況となった。
2016年、1stアルバム制作のため現DIZZY DAZEのオオウチが期間限定でベース・プレイヤーとして加入。
2017年、バンドは1stアルバム"Dear Old-Fashioned Rhythm"をリリース。バンドはそれまでシャッフル/8ビート/ブルースのリズムを作曲の中心としてきたが、このアルバム制作時期に、4ビート/スウィングを下地にした作曲作業に注力し始める。
また、同時期に主要メンバーであるハマジシュウが上京。拠点を東京に改める。
1stアルバムのリリースツアーを終えた2018年、オオウチが任期満了を迎え脱退。現バーガンディーズのキムラシンゴが加入。
都内を中心にライヴ活動を再開し、2020年2ndアルバムの制作準備に取りかかる。
2021年、2ndアルバム"Bulletproof Glass City"をリリース。このアルバムは、スウィング/シャッフルを基調としながらも、当時メンバーが傾倒したワン・コード・ブルース、チャールズ・ミンガス等の「重たいジャズ」を意識した楽曲で固められ、バンド史上初の「コンセプト・アルバム」となった。
またこのアルバムの録音を最後に、前バンドからのオリジナルメンバーにして中心人物のひとりであったハマジアキラが脱退。リリース・ツアーは新しいドラマーを迎え実施された。
そして2022年11月、現在のラインナップ、ハマジシュウ(vo/gt)、キムラシンゴ(ba/cho)、サトウナリトシ(dr/cho)、アオヤマテツヤ(per/tp)での活動をスタートする。
結成当時から現代のフィルターを通した「ルーツ回帰」をバンドのテーマとしてきたが、スウィングとファンクに造詣の深いリズムセクション(サトウ、アオヤマ)が合流したことにより、更にその色を深めている。